ウォーキングと美味しいもの

歩いた街やそこで見つけた美味しいものやお酒のメモ

桜、鎌倉千花庵、ホタルイカが好きなら富山で新鮮な刺身を食べたい

鎌倉で過ごす土日の朝は、駅まで歩いて、何か食べて、ぶらぶら寄り道して家に帰ると、『歩く時間』が2時間くらいになって、ちょうど良い運動になる。桜も半分くらい散っていて道が綺麗。暖かくて半袖でサンダルで歩くのが気持ち良い。荷物はカメラとiPhoneだけだから身軽。軽くジョギングしても、本当に気持ち良い。

今日は何を食べるかなあ、と坂道下りながら考えた。「」と迷ったけれど「手打そば千花庵」にすることにした。人気のお店だから開店20分前には行きたい。

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荏柄天神社から歩いて5分程のところにあるお店。今月のお酒、今日のつまみはこんな感じ。

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 運良く一巡目に入れたので最初は秋田の「雪の茅舎」。ふわーーーっとした香りが、好き。後味はすっきり。お酒についてきた塩辛が濃厚でよい。

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つまみは「かきの佃煮」と「イカ天濃いつゆ漬」にした。最初はかきの佃煮。硬くてぐにゃっとした食感で、噛むとぐっと染みている深い甘みが口の中一杯にじわじわ……。振りかけられた山椒の香りが後味爽やか。一齧りでどんだけお酒が進むんだ。薄い器がなんとなく合う雪の茅舎がみるみる減っていく。

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ということで、早速二杯目にうつって朝しぼりの「天青」。ぴちぴちとした感じのフレッシュな酒。

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イカ天がまあ良い。衣にたっぷりと濃いつゆを吸った柔らかいイカにたっぷり白い刻み葱を乗せて食べる。つゆ濃いからもちろん、酒がすすむ。我ながら良い選択をしたなあと思いながら、一口一口柔らかいイカを味わう。全部が全部つゆに浸かりすぎないように、一つのイカの上に乗せながら食べ進める。下になっているのはもちろん、ものすごい濃い味になっているけれどそれを最後に食べるのもまた、楽しいと。良すぎだ。

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最後の蕎麦は「鴨ざる蕎麦」に。この蕎麦は会津の「山都のそば」とのこと。白く細い蕎麦はつゆがたっぷりからむ。この千花庵のつゆは旨くて、濃い。

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つゆはもちろん鴨が美味い。それからつけ汁の器は非常に熱く、最後の最後まで熱々で食べることができる。硬め、噛めば噛むほどに溢れる脂、旨味凝縮された鴨。最後はつけ汁に蕎麦湯を全て入れて、飲み干す。(濃いめだから全部入れるくらいが良い)至福。

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 美味かったなあ、と店を出て山田屋さんでお酒を買って家に戻る。蕎麦も、かきも美味かったけれど特にイカ天が最高だった。小さい頃から、なぜかイカが好物で、特に春食べるホタルイカが好きで、本場富山で食べたくなって、行って、こんな記事を書いた。

「ホタルイカ」は本当好きで居酒屋であれば必ず頼む。記事の中で書いた全部が全部美味しかったけれど、特に刺身と鮨。鮨は軍艦でホタルイカが上に乗っていて、下には味噌がたっぷりと隠れていてやばい。

富山の街も良かった。記事の中でボリューム的に自主カットした写真をいくつか載せると……。

 

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【富山市ガラス美術館。展示はもちろん、図書館スペースがいいなあ、と思った。】

 

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【富山城沿いの道。2泊3日で富山滞在したけれどほとんど天気が良かった。遠くに見えるRIZAP。富山にもあるのか。】

 

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【富山城は小さくて可愛い。】

 

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【好きな公園。】

 

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【夜ふらふら歩いていた時。遠くの路面電車が格好良かった。】

 

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【路面電車がある街というイメージの富山。】

 

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【この黒いのが特に気に入った。】 

 

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【ということで正面からも撮る。セントラム9003BLACKというらしい。名前も格好良いな。】

 

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富山市 市役所展望塔。無料でこんな景色が!】

 

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【とても好きな松川。桜が咲いている時期に行ってみたい。】

 

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【時間できる度に、川沿いに座って休憩。】

 

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【海鮮系食べすぎて、途中で無性にカレーを食べたくなり行ったカレー屋さん。総曲輪(そうがわ)という、読むのが難しい地域にあった、アオヤギ食堂さん。キーマカレーが絶品。お店の方もとても親切で、すっかりファンに。また行きます。】

 

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【夜の富山。友人いわく新富町の「親爺」も良い店なんだとか。日本酒好きのためのディープな店という「真酒亭」はたまたま行った日がお休みだったので、次回リベンジするかな。】

 

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【北陸といえば「秋吉」。東京にもあるけれど。】

 

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【何度も往復した道。】

 

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【やっぱり勝駒。】

 

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【取材とは別で行ったお店。軽く酔ってたから間違ったらあれだけれど確か「」。】

 

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【ホタルイカ好きなら一度は刺身を食べないと。】

 

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【透き通ってる。ああ幸せ。】

 

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【ホタルイカの沖漬けの茶漬けがまたまた美味い。】

 

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【夜の城が好き。】

 

って感じで2泊3日で滞在した富山。楽しかったなあ。ちなみに行きはバスタ新宿からの夜行バスで4000円位。帰りは金沢に1泊して北陸新幹線で東京まで。富山で泊まったのは「剣の湯 ドーミーイン富山」。ドーミーインは好きだけれどここ、特に好きだ。2泊で、(行き過ぎなのは承知だけれど気に入って)10回以上は露天風呂へ行った。15時からの一番風呂は譲れない……。駅からはやや遠いけれど、飲み屋街はまあ近いのでおすすめしたい。

良い街富山。次は冬、氷見で鰤しゃぶだ。

hikakujoho.com

【ホタルイカ三昧な記事。】

 

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春の鎌倉や逗子を楽しむ休日

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気がつけばもう春になっているような、2017年の4月。金曜夜から実家へ帰ることにした。

職場のある東京駅から横須賀線に乗って20時すぎに鎌倉駅で下車をした。夜の人が少ない春の生暖かい鎌倉を由比ヶ浜方面へ歩いて、気に入っている+ SOBA BAR の席はあいているかな?とのぞく。入口近くのテーブル席があいていた。壁のメニューを見る。飛島の塩辛が無かったのは残念だったけれど、玉こんにゃくや、だしやっこという定番のつまみ、大好きなホタルイカを頼んで、それからもちろん日本酒。上喜元がやはり好きだなあ。テーブルでお店の方が小さなもっきりにお酒を慎重に注ぐのは、見るのもいつも緊張する。3杯くらい飲んで、1時間と少々、最後につったい鳥中華を半分頼むのが良い感じ。今日もおいしかった。

実家のある鎌倉逗子ハイランドというエリアは、春になると桜並木が非常に綺麗で、歩くのが楽しくなる。家からバスで逗子駅に向かうときの、坂上(最寄り)→夕日台公園→西友ストアー前……というルートは桜のトンネルを進んでいくのがちょっとしたアトラクションのようで、朝は会社へ行くのもわくわくする。

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土曜日。不思議と早起きできたから、小雨が降るなか鎌倉駅まで歩くことにした。

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途中報国寺に寄った。報国寺はとにかく朝早くに行ったほうが良い。観光のお客さんがまだ集まる前に行けば、誰も歩かない竹林を独り占めできる。昼や夕方になってしまうと、一本道をすれ違うのが困難になるほどに混み、疲れるから、行きたくない。

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昼飯は六弥太さん。そういえば以前こんな記事も書いたっけ、と思い出した。昼からビールとふわふわ、ジューシーな豆腐ハンバーグ。お店の方のおすすめの食べ方にそって、ハンバーグをそっと割り、たれを流し込むと徐々に肉汁と混ざっていくのが堪らない。すごくお腹が減っていたから特別に美味く感じた。

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これが大好きな豆腐ハンバーグ。

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ご飯はもちろんしらすご飯にする。店主の方が本当に優しいから、お店の雰囲気も良くなる。また好きになる。雨だから鎌倉の人も少なめかなと思ったけれど11時30分すぎにはもう満席。昼飯の後、駅前でお土産を買って島森書店で本を書って、その後納言志るこ店に行ってクリームあんみつとウーロン茶。12時過ぎ、店は空いていてほっとした。東急で夕食の材料を買い、家で夕方寝る。夜はチーズリゾットの作るのが楽しくて、美味い。食べながら日本酒を飲んで皆で映画を見た。

日曜日。昼前に逗子まで歩いて、カンティーナでピザを食べた。逗子海岸を見ると、サーファーやSUPを楽しんでいる人が多かった。天気が悪いせいか波も高く、楽しいのかもしれななあ。泳ぐのが好きではないから、こういったスポーツにはあまり興味がわかないな、とどんどん増えていく海にいる人をぼんやり眺めながら思っていた。逗子駅前まで戻って良い物あるが少々高いスズキヤで、ちょっと良い肉と白エビの刺身を買って、家へ帰って窓を開けて雨の音聞きながらまた昼寝。ああすっきり。夜は山形牛と牛タン、白エビ、大好物のぜんまい。日本酒は長野のMIYASAKA。特に何があるという訳ではないけれど、こんな1日もたまにはいいか。東京からは遠いけれど、鎌倉や逗子で過ごす休日もなかなかいいのかもしれない。

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松本旅行

初めて利用するバスタ新宿のC9乗り場に停まる松本行きのバス。松本城を見てみたい、松本市美術館も行ってみたい、松本ならではの美味しいものとか長野の日本酒を飲みたい……と思い決めた旅行。12時ちょいには着くはずが事故渋滞のために13時すぎに到着した。長野といったら蕎麦だろうと目星をつけていたお店へ行くと、予想はしていたけれど行列だった。宿へ行くための電車と、それからバスの出発時間の都合で、近くにあった居酒屋風の店に入った。古民家を改装したような店は店自体、お店の人の雰囲気が良かった。メニューにあった「山賊焼き」は、来る前から食べてみたかったのでその定食を頼み、日本酒も頼む。

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川中島の特別純米。

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山賊焼きは想像以上に大きくて、美味いけれど時間がない時に頼むものじゃないな……と思いつつ急いで食べて、食べ終え、走って駅に向かい、電車に乗り込んだ。「アルピコ交通」という鉄道名が可愛い。そこから約30分で「新島々」(しんしましま。この名前もまた可愛い)という駅に着き、宿で飲むための日本酒を駆け足で買ってそこからはバス。さらに約30分、途中でマイクロバスで乗り換えてまた約30分。山を登る、トンネル抜ける……の繰り返しで、右を見れば大きなダムが現れ、通り過ぎる。山の中の温泉なんか良さそうだという考えだけで予約した宿までは正直遠かった。ただ、そのぶん旅をしているというわくわく感があってこういうのもいいもんだ。行くのが困難であればあるほど、着いたときの達成感だってあるというもの。(という余裕が無いくらいに、乗り換えはぎりぎりだったけれど……)そんな感じで”山荘わたり”に着いた。

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道にはまだ雪が残っていて空気は冷たくて綺麗。名一杯深呼吸をするのが気持ち良い。

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受付の方が優しい。”山荘”というのがぴったりなあたたかみがある宿。部屋も八畳で十分。荷物を置いてすぐに温泉に入り雪景色を眺めながらの露天風呂。ぬるっとした湯は美肌に良いそう。長く浸かって風呂から上がり、部屋に戻り本を読み、だらだらとする。途中で買った日本酒は窓の外で冷やすことにした。

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18時からの夕食も宿の夕食にしては多すぎず美味かった。すぐ部屋に戻ってまただらだらする。十分に冷えた大信州を開けた。部屋にあったグラスに注いで味わうと味は濃く甘め。それで、飲みながら本を読んだり、したいことをしたいように好きなように時間を使う。静かでヒーターの音だけが部屋に響いて窓を開ければ、真っ暗闇の中に白い雪が見える。だいぶ寒くなっている。時間はゆったりしているのにあっという間に過ぎる。気が向いて温泉へ行く。1人だけの露天風呂からは細い木々の先に一つだけ特に眩しい星が見える。あればなんだろう。と、考える余裕がある。そして部屋に戻りまた飲む。そんな時間。次第にぼーっとしてきて、本はもうすぐ後半戦。翌朝は7時23分のバスしかないと聞いていたから早く寝た。

朝飯は疲れた体に染みる温泉粥。宿を後にしてバスに乗るために外へ出たら、朝焼けが眩しい。

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バスは途中の「奈川渡ダム」でまた乗り換える。「ダム見るか?」と格好いいバスのおじちゃんが言うから少し見ることにした。しっかりとダムを見たことはいままで無かったかもしれないけれどその迫力にあっという間に夢中になった。こんな大きなものを、どのように作ったのだろうか想像できない。

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次のバスが到着して乗り、新島々経由で松本へ向かう。この日のホテルへ荷物を預けてまずは松本城へ。9時に松本に着いたから早すぎたかなと思ったらそんなことはなくてすでに想像以上に混んでいた。(土日に松本城を見るならとにかく早く行くべき)

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最上階まで上がるのに時間がかかった。(人が多かったこと、足元が寒かった記憶の方が強烈に残っている。)昼飯は昨日のリベンジということで「そばきり みよ田 松本店」へ。早めに行っても約30分待ち。蕎麦と一緒にお酒、そして馬刺しも長野ならではということでゆったりした店内で良い気分。

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松本市美術館へも行けた。

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朝が早かったのでホテルに戻り17時頃まで仮眠をする。18時にホテルを出て夜の松本城へ向かった。昼の松本より夜の松本が好きだ。お店の灯りや街灯が綺麗でただ歩くだけで楽しくなる。

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松本城も夜の方が好き。

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さてご飯だ、と歩いて歩いて、気になった「太助」へ入ったらこれが大正解。

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長野の地酒から。なみなみ。

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すごく気に入ったきのこおろし。

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「本日のおすすめメニュー!」こういうメニューがある店が好き。

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特に感動的だったこの馬刺し。こんな美味しい馬刺しは食べたことが無い。もう松本来たらこの店に来てこの馬刺し食べないと損だ!と勝手に思ってしまうくらいな馬刺し。つるっとした口に入れた食感から普通の馬刺しと違って、それで噛めば噛むほど美味しさが溢れてきて絶対笑顔になるすごい美味しさ。

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たてがみももちろん美味しい。

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ふきのとうの天ぷらも春らしくて最高。

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最後はなぜか気になったチゲうどん。良い〆。

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翌朝は10時前にホテルに戻って昼は「観光荘松本店」で美味しい鰻を楽しむ。13時発の高速バスに乗り夜、東京に着いた。久しぶりにのんびりできて幸せだった松本旅行。

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銀座「凛」

会社から歩けばすぐ銀座。昔イメージしていた銀座と言えば高級でキラキラしていて、お金持ちが歩く街。まさか将来自分が近くで働くことになるなんて想像もしていなかった街だけれど、いざ働き始めてみればそんなにキラキラ感はなくて、アンテナショップが多くて、東京にいながら色んな所に旅している気分にもなれるから楽しい。渋谷や新宿に比べれば人も少なく楽。

いつも行く中華料理屋さんで刀削麺を食べる。満足した帰りに、天気が良かったから、その日はちょっと違う道を歩いたら、気になる店を見つけた。なんだろう……と足が吸い寄せられて、店前のメニューを見れば、お寿司屋さんだった。「銀座で寿司かあ」「おまかせは高いが、昼の2,800円はいける」。東京での寿司にはやや抵抗がありつつも、最近寿司が好きで好きで、贅沢なのは間違いないけれど大きな仕事に目処がつきそうだったからということもあり、お疲れさんと自分に言い聞かせて、美味しいものが同じく大好きそうな同僚2人を誘って別の日に行くことにした。

一回目は、時間が遅かったせいか営業が終了してしまっていた。どうしてもリベンジしたくて、先日再チャレンジしたら、二回目で入ることができた。(この時は2人呼ぶのが面倒で、1人だけ誘って行ったら、店に着きそうな瞬間に前からもう1人の彼が偶然歩いてきた。なんなんだろうこのタイミングの良さ)

薄暗い店内。カウンターは一つ一つの間隔が広い。銀座だから正直無口で、気障な店主が現れても仕方が無いと諦めつつ入ったけれど、そんなことは無く、むしろ逆。良い人そうで安心した。

2,800円のランチは、サラダ、それから鱈子と筍の春を感じる一品から始まって、その後寿司となった。

最初は輝く「コハダ」。寿司は味だけでなくて、その見た目が素晴らしい。デザート以外にこんなに美しい食べ物はあるのだろうか、といつも見る度に考えている。(美しい=美味しいという訳では無いけれど。見た目がアレでもめちゃくちゃ美味いものは沢山存在する)

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続いてはクエ。柔らかさが印象的だった。

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スミイカ。(おっ、仙台の小判寿司で食べたのが懐かしい)ねっとりとした食感がいい。

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関さばは、藁で炙って香り付けしているとのこと。山葵では無く、辛子で味わう。口の中で溶けるような柔らかさと、切れ目の美しさに、惹かれた。

関さば(せきさば)は、豊予海峡(速吸の瀬戸)で漁獲され、大分県大分市の佐賀関で水揚げされるサバ[1][2]。関あじとともに、水産品の高級ブランドとして知られ、地域団体商標も取得している

関さば - Wikipedia

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富山の白エビ。(白エビは金沢で食べたものが忘れられない。金箔が綺麗だった)身がきめ細やかで濃厚で、塩が合う。富山は今月下旬に行く予定なので楽しみ。

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マグロは脂が控えめなのが昼にちょうどよい。

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この日の一番は、イクラ。海苔にも味がある。こんなに美味しいイクラを東京で食べられることに感激。甘さがひたすらに軽く弾けていって、幸せ。

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甘い玉子。「くらかけ」と言う言葉を初めて知った。

寿司店では、玉子焼きを上手に焼き上げられなければ一端の職人として扱われないという伝統から、職人自ら焼き上げ、「くらかけ(馬の鞍のように両側に垂らす握り方)」に握る薄いものと卵を主体にした厚いものの二種を揃えたり、芝海老や白身魚、小柱などのすり身を入れて丁寧に焼き上げる例が見られる

卵焼き - Wikipedia

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お椀には特製の七味が付いてくる。

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鉄火巻き。ここまで来ると結構お腹一杯になる。8貫ではそんなに量は無いのかもしれないというのが綺麗さっぱり裏切られた。充分に満足できる。

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デザートはなめらかなプリン。

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東京で食べる寿司もアリだなあ。時々贅沢したい時には。カウンターから見えた、十四代や伯楽星を飲みながら、次回は夜、行ってみようかと思っている。

住所:東京都中央区銀座1-6-6

電話:03-3538-7775

営業時間:

(月〜金)昼 11:30~14:30、夜 17:30~23:00

(土)  昼 11:30~14:30、夜 16:30~22:00

定休日:日・祝(月曜祝日の場合日曜営業)

銀座 凛 - 極上の江戸前鮨と本格和食

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鎌倉「和さび」で美味しい寿司と昼酒を楽しむ幸せな休日

土曜日は久しぶりに実家に帰った。1週間仕事が忙しく出張やら何やら色々重なり疲れたのでひたすらにのんびりする一日にすることにした。昼、何食べよう。蕎麦かな、いや久しぶりに寿司かな、と思い「和さび」へ電話したら運良く1つ席が空いていた。家を出て坂を下る。予約できた12時まで時間があったので、途中の報国寺に寄った。有名な竹林も良いけれど一本道でなおかつ混むので、さっと見て隣の庭園へ。(とにかくゆっくりしたいなら個人的には浄妙寺の喜泉庵だけれど昼に日本酒飲みたいからやめた)前日は春の様に暖かかったけれど風が冷たい。20分ほど座って本を読んで、そろそろ時間になったので和さびへ。

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報国寺からは歩いて5分程のところにお店はある。静かな店内が落ち着く。冷酒から始めた。小さなお猪口。すっきりしてるこのお酒はなんだろう。

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昼のおまかせコースはまずは白身魚から。 左から鯛、平鱸、石鯛、黒鯛、平目。どれも美味いけれど特に店主オススメの石鯛は脂が乗っていて特に絶品。この和さびで特徴的なのが、こじんまりとしていて硬めなシャリ。これがいくらでも食べれそうで、お酒にも合うから自分は気に入っている。硬めでも噛めば口の中で自然に崩れるというバランスの良さ。

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左から肉厚な赤貝はどっしりとした噛み応え。海の香りが口の中に広がる。 それから赤貝のヒモ。ミル貝。アオヤギ。そして平貝の炙り。貝好きには堪らないコーナー。平貝の炙りは噛めばほろほろと崩れて香ばしくて、柔らかい。アオヤギの食感も最高。

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すぐさまぬる燗に切り替える。

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左から、コハダ。シメサバ。

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ズワイガニとか中トロは文句なしにうまい。 そして最後のイカは歯切れが良く、塩でさっぱりと。

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マグロはやはり良い。

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最後は太刀魚、穴子、卵焼き、干瓢巻。ここまでくると結構お腹も満足。

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穴子はとにかく甘くて柔らかくて幸せ。

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最後のアラ汁は疲れた体に染みた。

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寿司を存分に楽しんで鎌倉駅方面へ向かった。杉本観音を通り過ぎて、さらに歩いて鎌倉女子大学二階堂学舎を過ぎ、 第二小学校も過ぎて、荏柄天神社の赤い鳥居を過ぎて、岐れ道。山田屋さんで日本酒を買って引き返して坂を登り家に戻れば適度な運動量。それで家帰ったら目一杯寝る。そんな休日が贅沢。

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