ウォーキングと美味しいもの

歩いた街と美味しいもののメモ。

カンボジアで釣りをした思い出



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一昨年マレーシアで働いていた時、有給休暇を利用して年末にカンボジアへ一人旅をした。目的はアンコールワット。シェムリアップに約二週間ほど滞在をした。トゥクトゥク(三輪タクシーみたいの)のドライバーの方と仲良くなった。はじめは「日本人だと思ってぼったくってくるのかな?」と警戒もしたけど、結果的には常に申し訳なくなるくらい良心的な値段で、色んな所へ連れて行ってくれた。そのドライバーの方からある日「レイクでフィッシングしようよ」と誘わた。まあ特に予定もない旅だったので、行ってみることにした。

 当日。ドライバーの方がホテルまで迎えに来てくれた。バイクの後ろに乗っかり、朝6時か7時くらいに出発した。まだ辺りは暗く肌寒い。レイクはそのドライバーの方が住む村の先にあるらしく、村のはずれに向かってどんどん進んだ。道無き道を進んだ。でこぼこした地面を走ると、バイクが若干バウンドして、腰への衝撃がすごかった。さらに道が狭くなり枝や葉をかき分けながら進んだ。ついには道が無くなり、水たまりを走りはじめた。それが30分程続いて、最終的に田んぼのようなところに着いた。

 そこからはバイクを降りて、歩いて進んだ。深さも硬さもばらばらな泥の中を歩くのはすごく難しい。ぬるっとした地面は足を取られるし、たまにめちゃくちゃ固い地面が足につき刺さる。体力面はもちろん、途中からは「また同じルートを戻らなくてはいけない」ということが常に頭の中にあって、それを考えると精神的にもつらくなってきた。そして現地の方々の歩くスピードがとにかく早い。なんでこの足場の悪い中をそんな早いスピードで歩けるのかがとにかく不思議だった。負けじと頑張ったがどんどん距離は離された。

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 村を出発してから約二時間。「レイク」に到着した。かなりつらい二時間だった。そして、どっからどう見ても目の前に広がるのはただの深い水たまりだった。あたり360度何もない。途中から薄々嫌な予感はしていたけど、自分が「レイク=湖」でイメージした湖も釣り用の舟もなかった。あるのは深い水たまりだけだった。

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 金属が付いた網と入れ物を渡された。ここまで来たらやるしかない、と思って腰まで水の中に入っていく。ただ、いざ網を投げようとしてもそれが死ぬほど重い。どうやったら皆そんなうまく投げれるのか。自分が投げても網はちょうどよく広がらないし、遠くにも飛ばない。結局、自分は一匹も魚を捕まえられなかった。

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 メンバーの数名が魚を取ることができたということでその場で焼いて食べた。凄まじく汚い水たまりの中に魚がいることが驚きだった。食べてみたら、味は意外と普通。味が全然しない白身魚のような感じ。

 「これはTakiさんのだから」と魚の中にあった数の子のような形をしたキラキラ光る黄色い卵を、あげるよ、と渡された。おいおい、生っぽいけど・・と思いつつも、せっかくだし食べないと、と思って一気に食べた。そしたらこれがすっごく美味しい。よくわかんないけど濃厚でとろける味だった。美味しかったのが顔に出たらしく、それを見て皆が喜んでくれたのがちょっと嬉しかった。

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 釣りの後、また二時間かけて村に戻って、みんなでバレーボールしたり、アンコールビールをたくさん飲んだりした。村の名前は一度聞いたんだけど忘れてしまった。つらかったけど良い思い出。また、釣りをしよう!と言ってくれた皆は元気かな。釣りは遠慮したいけど、またカンボジア行きたいな。

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