「馬込」でちょっとした仕事があったので、電車の経路を検索してみると乗車時間の割に乗り換えが多く、この時間なら歩いて行けるのでは?とGoogle Mapsで調べたら不動前から約1時間でいけることがわかったので歩くことにした。まずはちょうど桜が見頃なかむろ坂を登って、武蔵小山方面に向かって歩いて行く。
途中で曲がり、武蔵小山周辺の小さな商店街を進んでいった。道を歩きながら気になるお店をチェックする。
武蔵小山温泉を通りすぎて、ずっと進んだところで気になる神社を見つけた。時間に少し余裕があったので、寄ってみることに。
すると見事な桜が。寄ってみて良かった。こんな出会いがあるから初めての場所を歩くのって楽しい。
神社を後にしてさらに歩いていく。この道も好き。
江原町商店街。先ほどの商店街とはまた違った、良い意味でごちゃごちゃとした、賑やかな雰囲気。目的地までもう少し。
目的地について、仕事を終えた。昼食をとろうと思っていたら、ちょうど母から連絡が。この春から名古屋勤務を終えて東京勤務になることになった弟と寮のある碑文谷に向かっているとのこと。折角だし合流してご飯食べよう、と馬込から碑文谷に向かうことにした。調べてみたらこちらも歩いて一時間程。よし歩こう。
ただひたすら環七をまっすぐ歩けばよいだけだったのでわかりやすかった。何気ない道だけど、初めて歩く時は見る景色がどれも新鮮でわくわくする。
碑文谷に到着。ここも初めて。静かでなんとなく高級な住宅街、っていう印象。
母と弟と合流し、ようやく昼飯だ。歩いて10分程の学芸大学に前から行きたかった蕎麦屋さんがあったので、覗いてみるとちょうど3人で座れるテーブル席が空いていた。運が良い。
洒落た店内の壁にはお酒に合いそうな料理のメニューがたくさん。ただ今日は時間も遅かったのでランチセットのみにすることにした。
そしてやはり蕎麦といったらやはり「日本酒」。おっ「一歩己(いぶき)」がある。好きな福島のお酒だ。迷わず注文。
「一歩己」 若き蔵元の手によって平成23年の冬から醸し出された日本酒です。 誰もがうなづける酒を造っていきたいと思っています。 焦らず、急がず、そして弛まず、一歩ずつ・・・。どうぞ厳しい舌で、喉で、末長くお付き合いください。
うすにごり。美味い。そしてこの明るい時間から飲む日本酒のおいしさったら。堪らない。
天せいろのセット。これで1,000円。
この天ぷらがすごく美味かった。蕎麦のコシも良い感じ。美味い蕎麦と天ぷら、日本酒に大満足をして、実家に帰る母、弟と別れて不動前の家に向かった。ただ、歩いて、美味い蕎麦食べただけの一日だけれどこんな日が自分にとっては幸せな時間だなあと、感じた。次はどこへ歩いていこう。
石はら 学芸大学店
住所:東京都目黒区鷹番2-16-14 弘乃ビル 1F
電話:03-6452-4016
営業時間:
(月〜金)11:30~16:00、18:00~0:00
(土日祝)11:30~0:00
定休日:年中無休