今年の夏に長野へ行った4人でちょっと早めの忘年会をしようということに。今回の会場は麻布十番。お店は『十番右京』。駅からも歩いてすぐ、日本酒が多く揃っているお店で前に一度一人で来たことがある。扉を開けると長いカウンターが並び、奥にテーブルが席が。
18時に集合して先に到着した先生、大学同期のK君と3人でまずは「生」。今年もあっという間でしたね、そんな話をしながらビールを飲む。しばらくして同じく同期のS君も合流した。よし、改めて乾杯。
このお店は「トリュフ」推し。トリュフ、味というか香りは独特で好き嫌い別れるだろう、と思う。自分は特にどちらでもないけれど、なんとなく贅沢している気分は味わえる。ビールを飲み終えたら日本酒だ。
このメニュー以外にももう載せきれないくらいの種類の日本酒があり、考えるのもまた楽しい。この日は最初に「作 奏乃智」、次に「勝山 LEI」、「澤屋まつもと うるとら」、その後「磯自慢」や「あたごのまつ」などなど、全員で結構飲んだ。
特に気に入ったのは「勝山 LEI」。いいなあこれは。ああ、やはり日本酒は良い。もうすぐ1年が終わるが今年はどのくらいの日本酒を飲んだろうか。
料理で気に入ったのは、とろとろで口の中で溶けてくくらいに柔らかい「牛タンの塩ゆで」や、
瑞々しい「米茄子の肉味噌田楽」。
〆のご飯は名物の「トリュフたまごかけご飯」よりも、
「和ダレのフォアグラご飯」が美味しすぎて感動。
18時から21時くらいまで楽しく飲んで食べて、早いけれど帰ろうかと外へ歩いていると沖縄料理の気になるお店を見つけてしまった。
「うわあ、ソーキそばめちゃくちゃ美味しそう」、「まだ早いし、行きましょうか」とそんな勢いで入ってみることに。エレベータで登った先にあったお店は、隠れ家のようでおおこれは当たりかも、と思ったら大当たり。沖縄料理「taachi」(たーち)さん。ターチ、名前がかわいいし、この雰囲気はデートなんかにも良いのでは。残念ながらこの日は男4人だけれど。
自分は、そばよりお酒な気分だったので、泡盛ロックと海ぶどうと島らっきょう。ああ久しぶりの泡盛。と思ったら、この間代田橋の沖縄タウンに行ったばかりか。日本酒からの泡盛、この流れはありだな。
旨いものを食べて、飲んで、思わぬ沖縄料理の名店との出会いもあった今年第一弾の忘年会は大満足。これは幸先が良さそうだなあ。
それから麻布十番は、昔ながらの商店街あり、美味しいお店あり、坂道あり、銭湯もありと自分の好きなものが多くここ最近気に入っている街の1つ。住んでみるのも良いかもしれない、と思いつつこの晩は赤坂に宿泊。赤坂も、中々楽しかった。
そういえば、今日は中学生〜社会人になるまで住んだ逗子について書いてみた。おだやかでのんびりできる良い街なのではないかと思う。
十番右京
住所:東京都港区麻布十番2-6-3
電話:03-6804-6646
営業時間:
(平日) 18:00~翌4:00
(土曜、祝日)17:00〜翌4:00
(日曜) 17:00〜24:00
定休日:年末年始以外は無休