ウォーキングと美味しいもの

歩いた街や見つけた美味しいもののメモなど

その人の「好き」が伝わってくる文章が好きだ



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 最近時間が取れず、少し間があいてしまったけれど、先日こんな記事を書かせていただいた。

suumo.jp

 今回お題として頂いたテーマが「ここに住みたい」と読者が思ってくれるような街の紹介コラムで、紹介したい場所は自由。どこを紹介しようか・・、ぱっと思いついたのがこの「神楽坂」(他には鎌倉、仙台、最近越してきた目黒、不動前エリア)だった。

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 書き始める前に、自分だったら、どのような記事を読んだら思わず「住みたい」と思ってしまうだろうかという点をじっくりと考えた。もし自分が読む側であったら、その街には「◯◯がある」、「◯◯といった利点がある」、「家賃」、等の「情報」ももちろん重要だけれど、「住んだらどんな1日を過ごせるのだろうか」ということが感覚的にイメージできて、そしてそれがすごく魅力的に感じられたら、住みたい、ってきっと思うだろうな、という気がした。そこで、あくまで個人的なものだけど、「理想的な1日の過ごし方」という形で、朝、昼、晩とそれぞれの時間に沿って書いてみることにした。1月14日に無事記事が公開されて、幸いたくさんの方に読んでいただけたよう。それから、

 

・素敵過ぎる

・凄く行きたくなった

・めっちゃ魅力的!!!!!

・住んでみたい!毎日冒険して、飽きなそう!

・くっ行きたくなる…

・いい街やなあ~~

 

といった、読んで嬉しくなるコメントもたくさんいただいて、書いて良かったーー、と思った。(ちなみに、実際に早朝から夜22時くらいまで神楽坂にいて、坂を上ったり、下ったり、一日中歩きまわりながら、写真を撮りながら、書きながら、理想的な1日なはずなのだけれど取材となると中々ハードだった・・。2、3日かけて書いた後には、年末年始の忙しい中、何度も何度もはてなの編集の方に修正をしていただいた。ありがとうございました。)

 

やっぱり神楽坂は好きな街だ

 改めて、「神楽坂」という街が好きだなあ、とこの記事を書きながら、また公開されたものを読んでみて、思った。理由は◯◯だ、と一言で伝えられない独特な街の落ち着いた雰囲気がある。(だから、写真たっぷりの記事にしたかった。興味のある人は是非実際に行ってみてほしい。)

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 今でも月に3〜4回くらいは遊びに行っている。今日も偶然近くで用事があったので記事の中に書いた「やまや」で明太子の食べ放題ランチに行ってきた。(やまやは、東京にいくつかお店があるけれど、神楽坂下から近い、飯田橋サクラテラスのお店は広々としていてゆっくりできるのも良い。明太子、高菜、ご飯のおかわり自由、1,000円で満腹になること間違いなし。天気が良い日は窓際の席がおすすめだ。) 

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 この今回の「SUUMOタウン」の企画は本当素敵だなあ、と思っていて、なんでかというとある人のある街に対する個人的な「想い」や、「好きと思うところ、理由」を感じることができる気がするからだ。先日公開されたメレ山メレ子さんの池袋の記事もすっごく素敵だった。「池袋ってこんな良いところですよ」というどこの誰が書いたのかわからない表面的なまとめ記事よりも、こういう1人の人の、その人がその街に持ってる想いや思い出に触れる方が、自分はその街を魅力的に感じられると思う。

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 この企画のトップバッター、在華坊さんの横浜の記事も大好きで何度も読んだ。(この後に書くのは中々のプレッシャーだった。)住んでる人、住んだ人じゃないと出せないだろう説得力があり、そのエリアを紹介するのか・・!そんな楽しみ方もあったのか、、と驚きの連続だった。読んだ後、猛烈に野毛へ飲みに行きたくなった。

suumo.jp

 今回の企画のテーマは「街」、だったけれど、やはりこういう誰かの想い入れがあったり、好きっていうものに対する文章はすごく良いなと思う。その人の「好き」が伝わってくる文章が好きだ。(なので、自分はそういうものをたくさん書きたい。)

 先日もぐるなびの「みんなのごはん」で公開してもらった「海南鶏飯」の記事(自ら「海南鶏飯」について書きたくて、ぐるなびの編集の方に提案させてもらった。)、たくさん読まれたのも嬉しいんだけれど、それ以上に自分の大好きな「海南鶏飯」に興味を持ってくれた人が多かったこと、自分同様好きだって人がたくさんいて「良いよね」ってコメントをたくさんもらえたのが、自分の「好き」に共感してもらえたようで、感激した。(ちなみに世の中の海南鶏飯好きの皆さんに伝えたいのが、マレーシアのイポーの「老黄芽菜鶏沙河粉」はいつか絶対行って欲しい、ということ。(自分は感動した。)ホテルは、「Kinta Riverfront Hotel & Suites」が安くて、雰囲気も好きでおすすめ。イポーはクアラルンプールから遠いんだけれど、、KLセントラル駅からマレー鉄道に乗って、約2時間から2時間30分程で行ける。いつか、是非。)

r.gnavi.co.jp

  話が逸れてしまったけれど、「その人の好き」が感じられる文章や記事が好きで、最近だと、定期的に飲み歩いているいのっちさんという方の

ino-null.hatenablog.com

 という記事も良かった。「フィルムカメラが好きな人」だから書ける旅行記。こういう文章をもっと読みたい。

 自分は、別に面白くなく、地味でも良いから、こつこつ、淡々と自分が好きだなあと思った美味しいものや、歩いて気にいった街、その良さなどを個人的なメモみたいに書き続けていきたいなあと思う。

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