寿司、日本酒、温泉、風情のある街並み…魅力あふれる金沢へ
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大好きな金沢について書いた。
金沢は行けるチャンスがあれば何度でも行きたいくらいに好きな街だ。なぜ好きなのか改めて考えてみるとぱっと思いつくのは……徒歩や自転車で十分に楽しめる適度な街の大きさ、秋〜冬の気候(元々暑い場所より寒い場所が好き)、温泉へ気軽に行ける、日本酒がうまくて、なによりも美味しいものが多いところだろうか。(そう考えると、かつて住んでいて同じく大好きな仙台との共通点も多い)食については特に冬は最高だ。香箱ガニ、鰤(本場は氷見)、海老や牡蠣……想像しただけで今すぐにでもまた行きたくなる。
ひがし茶屋街のような風情のある街並みも好きだ。
先日伺った際には様々なお店を寄りながら、平日の比較的明るい時間から『ひがしやま酒楽』へ寄って日本酒を飲んだ。こういう時間の幸せさといったら……。
先日訪れた時はちょうど『ひやおろし』のシーズン。菊姫、天狗舞、常きげん……何にしようかと悩んで飲んだのは『手取川』。石川の地酒の中でも特に好きなお酒。
地酒は全て1杯500円で飲むことができた。そこに金沢の名産品の金箔を追加でトッピングしてもらう。金箔は特に味があるものではないけれどお酒に浮いているのはただただ綺麗でそれから『ああ金沢へ来ているなあ』という観光気分を楽しむことができる。
こんな何気の無い道もよい。
街中にある一つ一つのものにある金沢らしさ。
ぶらぶら歩いていれば小さなギャラリーなんかも多い。夜の茶屋街もこれがまた味わい深い。これからの季節はさすがに寒いけれど、宿で風呂に入った後にこの茶屋街に行って、気持ちのよい風を感じながらお土産を探したり、ちょっと軽く食事をしたり飲んだり。かといって特別なことをしなくてもただ歩くだけで楽しい。友人や好きな人と街の魅力を一緒に感じ共有すれば幸せだ。
そういえば、今回の記事では予算の都合で紹介できなかったけれど、ずっと行きたかったお寿司屋さん『あいじ』に予約をして友人と一緒に行った。美味しいものが多い金沢だけど、個人的に「金沢といったら寿司」というイメージが勝手にできているくらいに、金沢の寿司は本当に美味しいと思う。東京と違って回転寿司のレベルもめちゃくちゃ高い。この『あいじ』も予想を遙かに上回るお店だった。ちょっと大人っぽい雰囲気の店内で、美しい寿司が次々握られては運ばれてきて、一口一口その度に驚きと発見と感動があって思わず笑顔に。
美味しい宝石のように思えてくる。
日本酒が好きなら……寿司と一緒にちょっと飲んでしまおう。茶屋街でも飲んだけれどやはり好きな手取川。
のどぐろはなんでこんなに美味しいんだろう。何度も何度も食べて美味しいのは十分に知っているし、味も想像できるようになっている。なのに食べる度に毎回なんて美味しいんだと感動してしまう。白身のトロと呼ばれるノドグロ。脂は多いのに、なぜかそんなにくどくない。噛む度に溢れる旨味。金沢へ行きたくなる理由の1つにこのノドグロの存在があるのは間違いない。
あっという間にコースを食べ終えて追加でさらに握ってもらった。お店の方の接客も丁寧で居心地が良い。お酒込みでトータルで5,000〜6,000円くらいだったかな。ちょっと贅沢したいな、という時に。
ウニも純粋に甘い。ただただ甘さが染みる。
兼六園もこれからの季節は『雪吊り』が楽しみ。
21世紀美術館も必ず行っておきたい。
街歩きを楽しんだらいつもの『猩猩』さん。石川の地酒が揃っていて、料理も美味しい。そして何よりも『あたたかいお店の方々』こそこのお店の最大の魅力だと自分は思う。もし近くで働いていたら毎日行っていただろうというくらいに抜群に居心地がいい。今回書いた金沢の記事で伺ったお店もほとんどこのお店のSさんのおすすめを元に決めている。どれだけ久しぶりにお店に行ってもいつも自然に迎えてもらえる。
一人で日本酒を楽しんでいると、自然と隣の常連さんとも会話がはじまるようなアットホームなお店だ。日本酒が好きな方には是非一度覗いてみてほしい。
ってことで、まずは遊穂。 pic.twitter.com/qtX4tzgiLO
— Taki (@Taki10_wg) 2016年9月30日
適度に飲んで、いい気持ちに。近くのホテルに泊まって翌朝は『近江町市場』へ。テレビや雑誌でも紹介され十分に有名なお店だが、好きなのが『いきいき亭』。いつもは一番人気という『いきいき亭丼』を頼むところ、この日は海老な気分だったので『甘エビ・ガスエビ丼』を注文。新鮮な海老がこれでもかってくらいに……。海老好きには堪らない丼なのではないだろうか。甘くて弾けるような新鮮な食感。いくらでもいける。
ということで金沢は夜も楽しい。朝も楽しい。昼も楽しい。(要するに1日中楽しめる街)行く度に美味しいものと出会える金沢。香箱ガニを目的に来年の1月〜2月にまた行けたらいいなあ、と思っている。寿司食べて、温泉入って、素敵な街に癒されて、温泉入って、夜は次の日残るくらいに石川の日本酒を飲んで、朝温泉入って寿司を食べる。そんな時間を過ごしたい。
最後に……今回も記事の編集をしてくださったNさん、ありがとうございました!Nさんの一つ一つ、1メール1メール丁寧で優しく安心感のある仕事のすすめ方大好きです。3つともすごく楽しく書けました。