大好きな街仙台の好きなお店
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時々書かせてもらっているみんなのごはんで仙台について書かせていただいた。
2010年、新卒で入った通信会社の社宅が、仙台駅の東口から徒歩7〜8分の榴岡という場所にあり、オフィスは一番町。家から歩いてすぐの場所に利久 東口本店があって、引越した日の初日の晩食べた牛たんのシチューを食べたらあまりにも美味しくて、今でも焼きも好きだけどシチューの方に愛着がある。
最初は東京勤務をするつもりで、配属の面談でも東京にあるグループ会社を勧められていたのに、仙台配属と発表され驚いたけれど、いざ仙台駅で降りると初めての東北、仙台にわくわくしたし今考えると日本酒を好きになったのは仙台に来たからこそ、だと思うから本当に良かった。こんな風に美味しいものについて書けているのも仙台に来たからかもしれない。
普段は仕事はまあ頑張って、昼、夜と1人食べ歩くのを楽しみに過ごした。昼は色々行ったけれど、今すぐ思い出すのはうまい鮨勘、おだいどこ はなれ(今は名前が変わっているらしい。鮭ハラスの出汁茶漬け定食が気に入っていた)、彩華(やや高いけれど豪華な冷やし中華が好き。その他のメニューもいい)、太助、おでん三吉とか。一閃閣、かき徳、後は、一の木のとんかつ茶漬けも大好きだった。天気のいい日は、仙台三越でちょっといいお弁当を買って勾当台公園で涼しい仙台の風に当たりながら、食べるのも好きだった。
夜は国分町巡り。時々、給料日は豪華に一心のカウンターで目の前にあった酒のほそ道を読みながら、ちびちびと。それから、一番好きなのは今回の記事でも書いたかんさん。仙台のことが好きなのは、このかんがあるというのもかなり大きい。本当好きなお店。中毒性のあるポテトサラダとその日その日の美味いもの。遅くまで飲んだら、最後の〆はすじこおにぎりが沁みる。たまに濃厚なスープが恋しくて、仙台っ子にも行ったり。ラーメンと行ったら、今回紹介したりゅうぞうもいいけれど、一番よく行ったのはみそ壱。家の目の前に合ったというのもあるし、味も好み。辛しみそラーメンに、バターと焼きのりトッピングは何度食べたことか。震災の時は中華丼の炊き出しのサービスしてもらったから今でもずーーーと感謝している。住んでいた時は無かったけれど、担々麺の吟も素晴らしいお店。
休日は自転車であちこち行ったり、仙山線で山形にもよく行った。バスで秋保温泉にもよく行った。温泉からの美味いものが幸せだった。時々仲のよい友人が来る度に行った仔虎もよいし、駅の中のケヤキで伯楽星や宮寒梅を買って、家で何本もDVDなんかを流しながらだらだらと飲んだのも、楽しかった。一時、BAGUSでダーツにも夢中になったのも懐かしい。
そんな大好きな仙台。街としての良いところを考えると、歩きで大体が完結するコンパクトさだったり、ご飯、お酒が美味かったり、快適に歩ける適度な人の多さだったり、気候(涼しい、冬は寒い)だったり……。定禅寺通り、晩翠通りといった緑の多い街並みが好きというのもある。快適過ぎて(良くも悪くも)ずっと居てもいいかなと思うくらいに、快適な街。東京から新幹線で1時間半ちょいというのも便利だった。
今は東京で働いているけれど隙あれば行っていて、今年は後一回ページェントのために行く予定。毎年行っている。灯りが着く瞬間を見てちょっと歩いて、目に焼き付けて、一心 加減 燗で熱燗なんかをちょいと飲んで、かんに移動してポテトサラダをつまみにとことん飲む。適度に酔ったら、味鶏かな。味鶏は濃厚なやつも美味いんだよなあ。でもかんのすじこおにぎりも本当に美味しいんだよなあ。行って、飲みながら考えよう。