初台湾
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先週末、仙台で働いていた時以来の友人Tの結婚式に出席するため、初めて台湾へ。結婚式は土曜の昼だったけれどせっかくの機会だから観光もしようと、木曜と金曜会社を休み、3泊4日で行くことにした。
一緒に参加する4人と木曜11時55分成田発の飛行機に乗って、台湾時間の15時(日本時間の16時。時差1時間)に、台湾桃園国際空港に到着。両替、入国手続きを済ませて、空港から台北のホテルへはタクシーで向かった。ダメ元で5人乗れるか聞いてみたら、乗れた。助手席に1人、後ろに4人。自分は後ろで、ぎゅうぎゅうだったけれど、窓から台湾の街を眺めているうちに時間が過ぎて、意外と辛くなかった。料金は1200NT$(1ニュー台湾ドル=3.4円程)だから、約4000円。40分くらいで着いた。
ホテルはスパ(サウナ)が充実してそうだったシャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル タイペイを予約していた。3人部屋で1泊1人12000円ほど。チェックインして33階の部屋へ入ると大きな窓から、台北101が見えた。荷物を置いたらすぐサウナへ。セルフロウリュができ、水風呂は体感で10℃は余裕で下回る冷たさ。しかも空いていて、言うことなし。
さっぱりしたら、夕食へ。まず皆で向かったのが、阿城鵝肉というガチョウ肉のお店。人気店と聞いていたとおりほぼ満席だったけれど、運良くテーブルが空いていてすぐ入れた。ビールは店内にある冷蔵庫から勝手に持ってくるスタイルで数本持ってきて、乾杯。
ガチョウと一緒に頼んだ腸詰めがジューシーでめちゃくちゃ美味しかった。ビールがすすむ。
そしてガチョウ。軽くスモークされていて香りがよく、肉、脂がもうとにかく美味い。台湾に来る少し前に赤坂の黒猫夜で「広東式焼きガチョウ」の会があって、そこで初めて食べて美味しさを知ったガチョウ。やはり好きだなあ。鴨と似ているけれど、もっと脂が乗っていて、より柔らかい気がする。
脚とか頭の部分も頼んでみた。頭の中にある脳みそ? が濃厚で旨かった。
ガチョウの後は、近くの夜市まで歩いて夜店を見てまわって、まだ飲み足りないからビールを飲もうと、近場の食堂に入ったら、ビールが無かったので小ぶりの魯肉飯なんかを食べてすぐ出て、また歩いてようやくビールが置いてある店を見つけて、飲んだ。
そこから台湾名物という牛肉麺を食べようと、建宏牛肉麵というお店へ。牛肉麺は意外とあっさり。うまい。
式を挙げるTとともに仙台時代の同期で、よく飲んだり時々一緒に旅行しているSと2人でもう少し飲むかと、事前に調べて気になっていたDraft Landというドラフトカクテルのお店へ。メニューを見て1杯200~250NT$のカクテルを注文すると、サーバーからグラスにカクテルが注がれ、提供される。
味もいいし、ビール以外のアルコールが飲めるのが嬉しかった。雰囲気もいい。初日なので無理せず2杯でやめて、ホテルに帰って寝た。
2日目。朝6時に気持ちよく起きれた。サウナへ行き、8時にホテルを出て、タクシーで鼎元豆漿という豆漿(トウジャン:豆乳のスープ)のお店へ。小籠包と蛋餅(タンビン:卵焼きをつつんだクレープのようなもの)、油條(ヨウティァオ:揚げパン)も頼んだ。豆漿は元々知っていて、日本でも食べたことがあったけれど優しい味で、飲んだ次の日の朝にぴったり。
美味しい小籠包。薄い皮の中にはスープがたっぷり。
蛋餅は初めて食べたけれど、とても気に入った。もちもちとした皮の食感がたまらない。
続いて、歩いて鼎元豆漿へ行く際タクシーの運転手におすすめしてもらった金峰魯肉飯へ。
2軒目なので小サイズで魯肉飯を頼んだ。とろとろの肉と、タレが染みたご飯が美味い。いいお店を教えてもらったな。
台湾らしい朝食を満喫した後は一旦ホテルに戻って休んで、昼はタクシーで西門(日本でいう渋谷や原宿のような街らしい)へ行った。台湾のタクシーは英語が通じないけれどいい人が多い印象。この時の運転手は翻訳アプリを使って、積極的に話かけてくれて楽しかった。
西門ではずっと行ってみたかった 阿宗麺線へ行き、麺線(小)を頼んだ。鰹が香るスープに入った、とろっとした麺とモツをスプーンですくって食べる。そのままでも美味しいし、お店の横に用意されたチリやガーリックソースを入れて自分好みの味にするのも楽しく、あっという間に完食。
麺線の後は近くにガチョウが食べられるお店があると知って、鴨肉扁へ。昨晩に続いてのガチョウ。阿城鵝肉に比べるとややあっさりしていた気がするけど、やっぱりガチョウは美味い。
店を後にして、事前にTからおすすめしてもらっていた華山1914文創園区へ行って散策。
ホテルへ戻り夜まで休み、夜は知人が絶賛していて楽しみにしていた、人和園雲南菜という雲南料理のお店へ。(事前予約したほうがいい人気店。こちらから予約できた)名物というこのスープは緑色の豆を噛むたびにパチパチと弾けて旨くて、
日本語が話せて、かつサービス精神が旺盛な女性が勧めてくれる料理は、どれもはずれがなかった。5人で料理を次々と注文。料理名は難しくて全然覚えられなかったけれど、もうどれもこれも最高。
エグみがまったくなくみずみずしい竹の子に感動。
紹興酒もたっぷり飲んだ。
紹興酒と一緒につまみ系も。
炒飯と麺。
デザートまで美味しい。想像していた以上に、素晴らしいお店だった。
たくさん食べて飲んでいい気分で、人和園の後は2日連続でDraft Landへ。この日は5人で飲んだ。テキーラベースのカクテルが気に入った。
バーを後にし、マッサージ(1時間全身のコースで1000NT$)を受けて、ホテルへ。
友人の結婚式がある、3日目。前の晩少し飲みすぎたので朝飯は抜いて、友人の結婚式へ向かった。会場は新竹という街のホテルで、台北からタクシーで1時間半ほどで着いた。
日本人の友人と台湾人の奥さんの結婚式(Wedding Lunch)は、Tらしいなという感じにゆるく進んでゆるく終わる、自然体のすてきな式だった。民族衣装を着たTは格好良く、奥さんは超絶綺麗。キノコや野菜が中心のベジタリアンメニューの料理は美味しいし、個人的に胃が疲れていたので有難かった。改めておめでとう、末永くお幸せに。
式の後は台北に戻って二次会へ。鼎王麻辣鍋 台北長安店で美味しい火鍋をいただいた。
火鍋の後、Sとオークラ プレステージ台北のバーThe Pearl へ。ドライマティーニ、マンハッタンを男2人気楽にだらだら飲んだ。飲みながらいい店ないか調べたら、近くで美味しい炒飯が食べられると知って、伍柒玖牛肉麵という店に行ってビールと名物というピラミッド型のエビ炒飯、それからカニ味噌シュウマイを注文。
面白い形のエビ炒飯はにんにくがしっかりきいていて美味いし、そこに追加でにんにくタレをかけるとこれがまた格別。大満足でホテルへ戻った。
最終日の4日。朝飯は比較的ホテルから近くにあって評判が良さそうな新鮮豆漿へ行って豆漿を。鼎元豆漿より味が濃く、好み。こじんまりとしたお店は混んでなくゆっくりできるし穴場だ。また来てね! というお店のおばちゃんの感じもいい。
そこから歩いて、2日目に続いて金峰魯肉飯へ。Sが気に入ったらしい。2度目でも美味い魯肉飯は調べてみたら、「台北五大魯肉飯」の1つとして知られているとのこと。味が濃い目な滷蚕(煮卵)は、初日も頼めばよかったと思うほどの美味しさ。
ホテルに戻って荷物をまとめ、10時にチェックアウトして台湾桃園国際空港へ。空港でお土産を買って、最後に第1ターミナル3Fの臻好食客棧 客家主題餐庁でビールを飲みながら料理をつまみ、14時すぎの飛行機に乗って日本へ帰った。
たくさん食べて飲んだ、初台湾。食べ物美味いし居心地もいい国だった。街を歩くと飲食店がびっくりするくらい多く、行ってみたいお店もまだまだある。航空券安くなるタイミング伺いつつ、また行きたいな。