自分の「好き」を発信できるブログの可能性
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社内で公示があって、4月から本社の「商品部」で働くことになった。自分も現在働いている日本国内外にある「店舗」で扱っている商品の企画や開発、管理を行う部署。有名なフードプランナーの方や海外の星付きレストランで修行をしてきたシェフの方といったいわゆる「食のプロ」も集まるこの部署につい半年前、「IT」という異業種から転職してきた自分が配属されることになったきっかけの1つに、この「ブログ」があったらしい。飲食業界に進むにあたって、自分自身が「こういうのが良い、好きだ」と思うお店や料理を明確にしていくため、「食」についての感性を磨いたり、勉強するための個人用のメモ(ただ美味しいものが好きだっただけというのもあるけど。)として昨年の夏にはじめたこのブログは会社の人にもオープンにしていたので、
「美味しいものすごく好きな人がいる」
という話がいつのまにかどこかで流れて、商品部の部長と会うことになり、実際に4月から異動することになった。
ちょうどこういうことがあったばかりだったので、しっきーさんの「個人ブログの可能性について」という記事はとてもタイムリーで、興味深く読むことができた。記事中で挙げられている「可能性」の中で言えば些細なことかも知れないけれど「ブログ」というのは仕事における「キャリア」(例えばこれから就職しようと思う大学生、実際に会社で働いている人の)を変えるツールとなりえる可能性もあるかもしれない。
結局いくら「◯◯に興味がある、やりたい」という熱い思いを胸の内に秘めていてもそれが「どこか」、「誰か」に伝わらないと何も起きないかもしれない。待っていても周りが見抜いてくれたり、察知してくれたりしてくれるわけではない。(そういう場合も稀にあるかも知れないけれど。)そう考えると、自分の「好き」を自由に、好きなようにじっくりと時間をかけて発信できて、そして見てくれた人がそれを感じ取って声をかけてくれることがありえる「ブログ」の可能性って、今更だけれど意外とすごいのかもしれないなーとしみじみ思った今日この頃。とりあえず、現場であるお店で働ける残りの期間を大切にしつつ、4月からはもらったチャンスを最大限活かしたい。(美味しいものをたくさん見つけて、それを1人でも多くの人に提供していきたいなあ。もっと勉強しないと。)