じわじわとやりたいことがやれるようになった2016年
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2016年を振り返るとじわじわとやりたいことをやれるようになった年だったように思う。一番大きなトピックスは5月に転職したことがある。前職ではEchika池袋、LUMINE新宿、中目黒本社、Dila大崎、CIAL桜木町(その他色々)と様々な環境で働き、その度にそこにいた人が好きで働けたけれど、シフト制によって自分の時間が作れず、色々声かけてもらってもできなかったりするもどかしさもあった。そんな中、本業をやりながら書いたこの「SUUMOタウン」
の記事が転機となって、編集部で働くチャンスをもらった。(飲食業は好きだからいつかやる)
平日土日昼夜関係ない飲食店勤務から、土日休みの編集者になった一番のメリットはスケジュールをうまくコントロールできるようになったことだと思う。それによってはてな編集のNさんから声をかけていただき「マネ会」の予算5,000円でシリーズを3つも書かせてもらった。このシリーズは正直言うと超大変で、取材前には毎回緊張感がある。でも、楽しい。この企画を書くことを通して自分にとって旅とその場所で楽しむ美味しいものとお酒の重要さを再認識できた。(仙台についてはちょっと移動しすぎたかなあと反省……)来年からはまた新しい連載ができそうでわくわくする。
他には昨年から声をかけていただき月1〜2本書かせてもらっている「みんなのごはん」さんのこの記事も印象に残っている。この海南鶏飯はブログを通じて知り合ったいのっちさんと一緒に半日で3軒(!)周ったのが、胃袋的に大変だったのを覚えている。でも頑張ったかいがあってFacebookのシェアは約5,600。何人か著名人の方にもシェアしていただいた。以前働いていたマレーシア、シンガポール、東京と色んな海南鶏飯を食べてきたけれど、マレーシアのイポーの「老黄芽菜鶏沙河粉」はもう次元が違うから海南鶏飯ファンは一度行ってみて欲しい。遠いけれど。
色んなところで寄稿させていただき、また1記事あたりの分量が増えてきた(たくさん書きたくなった)ということでブログの更新自体は昨年と比べてかなり少なかったけれど、書いてよかったという記事はいくつもある。この仙台の話や、
大好きなfukunomo(フクノモ)さんに声かけていただいた、福島旅。
神戸も楽しかった。
2016年印象に残った美味しい日本酒ランキング(個人的なもの)だと、この「川中島幻舞 drop collection」を一番に挙げたい。
刀削麺は好きすぎて2週間に1回は行っている。
これはよく歩いたな……。
旅だと今年初めて九州に行ったのが感慨深くて、特に「長崎」は最高だった。中学生の時からラジオが好きだった福山雅治の故郷は想像した通り「坂の街」で、坂好きには堪らない。知人から「長崎の記事良かったよ」なんて声もいただき、嬉しかった。(ちなみにこの記事を書いたことだし、と思って勢いで申し込んだ12月23日の福山雅治の男性限定ライブ「野郎夜」に行ってきた。最高だった。来年も必ず行くぞこれは。
長崎、九州は気に入りすぎて明後日水曜日からまた行くことになっている。羽田→長崎→佐賀→福岡っていうルート。 長崎では今度こそ稲佐山の夜景を見て、一口餃子をつまみに焼酎を飲んだくれるぞ。
編集という仕事を通じて色んなライター、ブロガーの方と知り合う機会もあった。仕事を一緒にしていて、ただただ楽しかった。何よりも皆いい人だった。ありがたい。
大学時代からの同期と先生と、長野旅行に行ったり忘年会もできたりもした。
後は、この記事は楽天の「それどこ大賞」の優秀賞を受賞させていただいた。
個人的には「(ほぼ)生まれて初めて、自分の好みで自分のために自分が納得した腕時計を買った話 - Really Saying Something」と「2歳の息子に初カメラを買ってあげてからの上達っぷりを見て欲しい - 光景ワレズANNEX」で上位1、2位だろう思っていて、大賞を受賞した「45で買ったストラトキャスター【それどこ大賞 買い物】 - 昭和の忘れもの。」は知らなかったけれど、見たら「ああこれは大賞だ」と思ったので、本当は自分がいなかったはずのラッキー受賞。だから、いただいた賞金は母にあげることにした。
2016年。こう振り返ると良いことだらけだった。本業も充実しているし、書く方も楽しくできている。「写真が上達しすぎ」なんてコメントも何度かもらった。実際自分でも昨年のものと今の写真を比べると全然違う。でも自分としては特に何もしていないから、色々書いている中でじわじわ上達しているのだと思う。2017年も今年みたいに派手さはなくとも「じわじわ」と 一歩一歩着実にやりたいことに進んでいきたい。満足するもの書いて、良い人と会いたい。自分ができることをじわじわと質を上げていきたいなあと思う。